今回は、「名刺」をご紹介しましょう。
日本で名刺が使われ始めたのは、1800年頃の事。
始めは、和紙(わし)に墨(すみ)で名前だけを手書きで書いたものが使用されていました。
当時の使い方は今とは違い、訪問先(ほうもんさき)が不在の時に、訪問した事を知らせる為に使われていました。
幕末開国(ばくまつかいこく)の1860年頃(ねんごろ)には、役人(やくにん)が、来日(らいにち)する外国人(がいこくひと)と接(せっ)する為(ため)に名刺交換をするようになり、現在の形に近い印刷された「名刺」になりました。
当時(とうじ)は紋所(もんどころ)の下に自分の名前を入れるデザインが主流だったんですよ。
1862年以降、さらに「名刺」が普及していき、1951年頃からは、日本の社交会では必需品となりました。
現在、日本では様々なデザインの名刺が登場し、ビジネスでは無くてはならない存在となっています。
西洋の影響を受けて「名刺」を使い始めた日本人ですが、今では、世界の中でもっとも頻繁に「名刺」を用いる国だと言われているんですよ。
ビジネスで最も活用される「名刺」ですが、せっかく素敵なデザインの「名刺」を持っていても、名刺交換がスマートでなければ悪印象に繋がりかねません。
ここでは、名刺交換のマナーをご紹介しましょう。
「名刺」は、通常目下より先に「名刺」を差し出しますが、訪問先では、相手よりも先に差し出しましょう。
もちろん、汚れや折れている名刺は失礼にあたりますので、事前に確認しておきましょう。
上司と共に訪問先で「名刺」を交換する場合は、まずは上司と相手。
その次に自分と相手という順番に交換と良いでしょう。
名刺を渡す前にお辞儀をし、「会社名」「名前」を名乗りながら「名刺」を差し出します。
差し出し方は、相手の胸の高さに合わせ、自分の名前を相手の方に向けて両手で差し出します。
相手の名刺を同時に交換する場合は、右手で自分の名刺を差し出し、左手で相手の名刺を受け取ります。
相手の名刺を受け取った後はすぐに右手も添えるのが良いでしょう。
相手から名刺を受け取るときには両手を差し出し、右手で受けすぐに左手を添えます。
このとき、相手の会社名や名前に指がかからないように名刺の両角を持ちましょう。
受け取った名刺を腰から下にさげると失礼にあたります。
受け取った「名刺」の名前をチェックし、読めない漢字などは、その場で確認しましょう。
相手の名前が覚えられないうちは、テーブルの上に置きながら話すと良いでしょう。
名刺入れにしまう場合は、「頂戴します。」と一言添えるのが理想的ですね。
受け取った「名刺」に、相手の目の前でメモ書きをするのはよくありません。
電話番号やメールアドレスを書き込む程度なら許されますが、それ以外の情報は、訪問先を出てからにしましょう。
様々な場面でコミュニケーションの促進に役立つ「名刺」。
小さな紙から、一生に渡るお付き合いや、大きなビジネスが生まれることもあります。
頂いた「名刺」は、目の前にいる相手と同じです。
大切に心を込めて「名刺」を扱いましょう。
今回は、「名刺」をご紹介しました。
摘录人:于洁 团队:外语专业教育管理团队